ゼロ・ポイント・フィールド仮説
2023.08.08更新
迷路を辿るような台風6号が、刻々と霧島にも近づいています。
ここ3日間ほど、ずっと晴れたり、大雨になったり、を繰り返し、沖縄から奄美、そして屋久島あたりを通過している台風が、どんどん霧島に近づいているのが、よくわかります。昨夕は、ユタカ君と傘をさして、ご近所さんの様子を見回るつもりで散歩に出かけましたら、50メートル行ったところで引き返しました。あまりに風が強くて、雨も降りだしましたので、慌てて自宅に引き返した次第。
昨夜、夜中からさらに風が強くなり、雨が時折強く降ります。まだ、連続的に降る感じではないので、ユタカ君は雨の合間を縫って、庭の台風対策をもう一度したり、良く働いてくれて、頼もしい旦那様です。
一方、きみちゃんはというと、昨日から、ある本に夢中で、今朝起きてから2度目の読書(一回読んで読み終わったけど、さらに2度目を読んでいる)をしております。その本は「死は存在しない」(田坂広志著 光文社新書 2022年)。
8月6日(日)、午前中は「きみこ源氏ひとり語り」をやり切って、アーカイブ版も録画して、リアル講座も、おふたりの受講生が雨の合間を縫って、受講して下さいました。ありがたいですね。
6日午後4時から開催予定の霧島オペラ・プレコンサート「モーツアルトに寄せて」は、沖縄からその日の朝フライトする予定の又吉秀和さんが、ちょうど台風が沖縄直撃中でフライトができないだろうとのことで、そのイベントは前もって中止にしました。9月3日(日)午後2時から開催のオペラ「コジ・ファン・トッテ」のチケットは、月の舟みたけまでお申込みくださいませ。
で、6日夕方は、台風に備えての食糧確保のために、国分地区まで出かけました。国分山形屋で買い出しをして、TSUTAYAに寄るコース。せっかくの台風期間ですから、本がじっくりと読めるというもの。で、あれこれ買い求めました。
その一冊が「死は存在しない」という本。田坂広志さんの著書はこれまで何冊か読んできて、その論理的な展開とスピリチュアルな部分の兼ね合いがほんと素晴らしいな、と思っていましたが、今回はさらに納得のいくことばかりで、本当の「ゼロ・ポイント・フィールド」の存在を実感しました。
本のタイトルは「死は存在しない」となっていますが、内容のほとんどが「ゼロ・ポイント・フィールド仮説」についての説明です。それを説明することで、死が理解できる、という流れです。
このブログでも、これまでハイアーセルフの存在、光と闇、自分=宇宙、パラレルワールドについて書いてきましたけど、その根幹である「ゼロ・ポイント・フィールド」について、この本を読むことで、しっかりと理解できて、これでわたしのスピリチュアルの学びが完成した、と言ってもいいほど、深く理解した感があります。
ゼロ・ポイント・フィールドとは、宇宙のすべての出来事のすべての情報が、波動情報として記録されている、その場を言います。
138億年前にできた宇宙のそのときから、過去から現在までを記録(記憶)し、未来までを予測できる記録、あるいは記憶。ゼロ・ポイント・フィールドは、もはや宇宙生命体であり、そのエネルギーは衰退することなく無限なのです。
その膨大な、どれくらい膨大なエネルギー量かというと、地球の海を全部熱湯に沸かすくらいの熱量らしい。それくらい果てしない波動情報がゼロ・ポイント・フィールドに蓄積されている。
そのゼロ・ポイント・フィールドに繋がることで、わたしたちはそこから直観として情報を得たり、ひらめきやアイデアが降りてくる仕組みになっています。
天才たちが、どこからかアイデアが降ってきた、というのは、ゼロ・ポイント・フィールドにしっかりと繋がって、そこから情報を得た、ということらしい。
わたしたち人間の意識の世界は、大きく五つの階層があり、第一の表層意識では、自我(エゴ)が中心になって動くため、ネガティブな想念が雑音となって、ゼロ・ポイント・フィールドに繋がることを妨げます。
第2の階層が「静寂意識」。祈りや瞑想によって、自分の心を静かにみつめる「もうひとりの自分」が現れ、それを「賢我」と言います。
きみちゃんがハイヤーセルフと呼ぶ階層であり、わたしが「スーパーきみちゃん」と名付けて、いつも質問してはすぐに答えをくれる階層。「賢我」ですね。
きみちゃんのヒーリングも、お相手様のハイヤーセルフに繋がって、その答えを聴き、伝える、というものです。
ゼロ・ポイント・フィールドとは、すなわち、神、仏、天、と呼ばれる存在でもあるので、わたしたちがゼロ・ポイント・フィールドと繋がると言うのは、神と繋がるってことなのですね。そこから、いろんな情報がザバザバと降り注ぎます。
第3は、無意識の世界。ここではネガティブな想念があると、ネガティブな情報を引き寄せ、ポジティブな想念があるとポジティブな情報を引き寄せる。こうした引き寄せの法則によって、不思議な直感やシンクロニシティやコンステレーションが起こります。
ネガティブな想念をポジティブな想念へと、無意識の世界を浄化すると、エゴの動きが静まり、「無我」の状態が現れます。
きみちゃんが無意識に「死は存在しない」というこの本を手に取ったのも、スピリチュアル世界の理解を完成するために、ゼロ・ポイント・フィールドから情報がやってきたシンクロニシティと言えるのです。
きみちゃんはTSUTAYAで、とくにこの本を探していたわけではなく、お、田坂広志さんだ、と思って、特に「死」についての疑問とかはなかったけど、とにかくぱっと手に取って、さっさと「きょうの料理」「紫式部占い」という本とともにレジに持って行ったのでした(笑)。
それがまさかゼロ・ポイント・フィールドについて、こんなに詳しく、わかりやすく解説してある本とは知らずに、買った、という奇跡、そのシンクロニシティにいま、感動しています。
第4の階層は「超個的無意識」の世界。ユング心理学でいうところの「集合的無意識」。トランスパーソナル心理学でいうところの「超個的無意識」。第3の直観やシンクロニシティ、コンステレーションはもとより、「以心伝心」といった、自我、賢我、無我を超えた「超我」と呼ぶべき自己をさします。
第5の階層は「超時空的無意識」。予感や予知といった未来を知る体験が起こり、無意識が深くゼロ・ポイント・フィールドに結び付いた境地。つまり、ゼロ・ポイント・フィールドと一体になるため、時間と空間を超えて、様々な情報や知識や叡智が集まってきます。「真我」と呼ばれます。
ほほお、納得。いま、きみちゃんは第4の階層に行くところかなあ。最近、集合的無意識についてよく考えますからね。なぜかわからないけど、自分ひとりのこととしてではなく、裁きではなく、人類全体のこととして、モノを考えないとね、とスーパーきみちゃんからのメッセージがあったりするのです。
スピリチュアルカウンセラーとして大尊敬するREIKO様、真理様たちは第5の階層におられ、ゼロ・ポイント・フィールドと一体化されておいでなんだなあと思っているところ。
わたしも予知ができるようになりたいな。というか、しっかりと未来を予祝できるようになりたいな。と、そう思うと、なれるしね。シャーマンとして、人間として、成長し続けたいな。
第5の階層に意識がある皆様は、膨大な本を読んでいるわけではないのに、深い知識と叡智と情報をお持ちで、凄いなあ、と常々思っておりましたが、ああ、こういうことだったのね、と深く深く納得しました。
きみちゃんは文学研究者の端くれ、言葉の人であるし、まあ、平均以上の本を読んでいる人ですが、ゼロ・ポイント・フィールドは、わたしに本を通じて、情報を届けることが多いんだなあ、と納得。
いやはや、ほんと、素晴らしきかな、この世界。田坂さんの解説は死後の世界にも及びます。人間は死んだら、恐怖や不安から解放されて、「裁き」の心を持たずに、ただわたしたちを静かに見守り、愛一元となります。
祈りがゼロ・ポイント・フィールドにつながる最良の方法。ただ静かに、すべてを包み込むように見つめる眼差し。それが愛一元の超自我意識。
そして、わたしたちは死後も生き続け、成長を続け、拡大し、時空を超える。
いやあ、なんというシンクロニシティ。何気なく手に取った田坂さんの本が、わたしをゼロ・ポイント・フィールドと一体化する境地まで連れて行ってくださった奇跡。
これで、きみちゃんは正真正銘のシャーマンですわ(笑)。シャーマン初心者と思っていたけど、わたしって、生まれつきシャーマンだし、ゼロ・ポイント・フィールドがわかれば、もう怖いものなしだよね。
いつも思うのですけど、わたしは、いきなりこうしたスピリチュアルな世界に突入したのではなく、父方の祖母も母も、いつも相談ごとを受ける人たちで、いつもお茶を飲みながら、祖母や母はその相談に乗っていて、きみちゃんは物心ついたときから、人の相談を祖母や母の近くで聴いていた子どもだったなあ。
そして、わたしだったら、こう答えるのに、という思いがあったよな。さらに、結婚後、ユタカ君が連れてきた孤嶋圭子先生にスピリチュアルな世界へと引き込まれ、チャネリングに行ったり、孤嶋圭子先生のワークショップを何回も主宰したり、いま、シャーマンになった前提はいっぱいあります。
さらには、文学関係で大学教授とか本格的な研究者にならずに、在野で文学活動をしていく中で、たとえば、作文教室で指導するときに、いつもスピリチュアルな観点から、ほぼカウンセリング的になったり、とシャーマンとしての素質は十分にありました。
それを、このたび、REIKO様と真理様に出会って、これまで無料で無意識に相談に乗っていたことを、お金をいただいてヒーリングをするという流れとなりました。それは、とても自然で、ゼロ・ポイント・フィールドからの波動情報に乗って、ここまで来た、と思えます。
だから、きみちゃんは、50年くらい前からシャーマンだったのよ。いつだって「ほんとうの自分」を生きているんですよね。
というか、いつだって「ほんとうの自分」を生きてきたから、誤解を受けたり、嫉妬されたりすることはあって、特に母の言葉には、信頼していた母だけに傷ついていたけど、それを自分の娘たちには繰り返さなかったし、無償の愛で育てたと思う。今では母の無意識に思いを致すことができて、母に深い感謝を捧げることができています。ありがたいこと限りなし。
いつだって「至福に満ちた世界」で生きてきたなあ。至福で満ちた世界を望んできたなあ。それもこれも、両親がわたしをこの世に生み出してくれたおかげ、惜しみなくたっぷりの愛情で育ててくれたおかげ様。これからは、さらにゼロ・ポイント・フィールドに深く繋がり、自分を信頼し、尊敬し、自分自身に感謝して、あと35年、この人間としての最後の人生を全うしますよ。
そして、今日2023年8月8日、きみちゃんは、来年2024年に株式会社「月の舟」を設立することを決意しました。NPO法人月の舟自由大学、カフェ月の舟、そしてシャーマンきみちゃんの女神塾の三つの部門を統合するかたちでの株式会社「月の舟」。
ユタカ君もいいんじゃない、と賛成してくれます。そのための情報は、ゼロ・ポイント・フィールドからやってくることでしょう。
コロナ禍のときもそうでしたが、今回の長い台風期間も、ユタカ君がいると、幸福だな、と思えます。そして、昨夜、発見したのが、愛する人と最も深く繋がれるのが「感謝」という想い。
ユタカ君に感謝することが一番の愛の表現なんだな。感謝の波動が一番、愛を伝えている感じ。母へもそうだし、娘たち、孫たち、受講生の皆様へも、感謝の気持ちが最も崇高な気がします。
だとしたら、もっと自分に感謝してみましょう。わたしもあなたも。他人への感謝もいいけど、自分への感謝って、ついついおろそかになるからね。
きみちゃん、いつもありがとう。あなたのおかげで、世の中が明るいよ。楽しくなってるよ。正直なきみちゃん、素敵だよ。
さ、外は大雨になってきました。皆様もぜひゼロ・ポイント・フィールドに繋がってみてくださいませ。まずは静寂意識から。瞑想したり、祈ったり。
「賢我」と繋がり、どんなときも質問してみて。すぐに答えが返ってきますよ。直観、シンクロニシティに驚いてみてくださいませ。
このブログでも、わたしが気づいた大切なことを、たくさんの方に伝えたい、と思って、書いています。今回は、ゼロ・ポイント・フィールドについて書きました。
ぜひ、リアルきみちゃんに繋がってほしいな、と思います。きみちゃんのヒーリングを受けて欲しいな、と思います。おひとりおひとりがゼロ・ポイント・フィールドに繋がっていけるように、優しく背中を押し、励ましていきますよ。
ご縁する皆様のご無事を、魂からお祈りしています。
8月20日(日)の「きみこ源氏」は、紫式部と藤原道長のことを中心にお話します。きっとお役に立てるでしょう。
8月27日(日)の「大江健三郎シンポジウム」は、きっとゼロ・ポイント・フィールドに繋がって、凄い情報がわんさか降りてきそうです。おひとりおひとりに必要な情報が優しく降ってきますからね。ぜひご参加くださいませ。大江光さんのピアノ曲の演奏もあります。めちゃめちゃ素晴らしい時間になりますよ。きみちゃん、わくわくが止まりません。
参加ご希望の方は、リアルの方もズームの方も、まずはご連絡くださいませ(mokka@po4.synapse.ne.jp 090-7536-6672)。魂からお待ちしております。
いつもブログを読んでいただきまして、ありがとうございます。きみちゃんも頑張ったね。なかなかうまく書けた、と思うよ(笑)。皆様、台風のさなか、ご自愛くださいませ。