きみちゃん流人たらし術
2023.05.24更新
ミヤマキリシマ(ツツジ)がいま、見頃を迎えています。来週は農業青年の祐太君の案内で、ちょっとした山歩きをして、ミヤマキリシマ見学に行く予定。いやあ、暑いだろうなあ。鹿児島は短い初夏をひとっ飛びで、もう夏に入っちゃうのかな?怖い(笑)。
暑いのもだけど、足腰を鍛えておかないとね。最近、ビールが美味しくて、仕事終わりのお風呂上りに、ビールをぷわーっと飲んで、柿の種をつまむ、という快楽に身を任せていたら、体重計が壊れたの?というくらいの体重増加(笑)。気を付けます。
ここ一週間もまた忙しかったなあ。ようやくブログを書く時間、そして月の舟通信を編集する時間ができました。大きな仕事がひとつずつ片付いて、今日は特に気持ちが晴れ晴れして、ちょうどお天気も良いし、新しい自分が生まれた気分。
18日(木)が源氏物語きよらクラス、20日(土)が寂聴マラソン(読書会)、21日(日)が「きみこ源氏ひとり語り」、さらに昨日23日(火)が「南九州の文学」@鹿児島県立短大。その合間に、カフェのランチ仕込み、買い物、掃除。ユタカ君はスイーツ担当、庭の手入れ担当。ふたりして200%で仕事して、充実度500%。
寂聴マラソンはユタカ君の担当で、瀬戸内寂聴さんの小説「中世炎上」を読みました。いやあ、ユタカ君に惚れ直しましたわ(笑)。古典文学「とわずがたり」を現代語訳した形の小説「中世炎上」を、実に見事にわかりやすく解説してくれました。ありがとう、ユタカ君。
21日(日)の午後に、ユタカ君の大学時代の友人であるTさん夫妻が、長野からはるばる訪ねてくださいました。定年退職されて、パートナーさんがまだ九州に行ったことがないとのことで、鹿児島を訪ねてくださって、我が家に一泊されたのでした。
同じ年代の熟年夫婦。話の弾むこと、弾むこと。21日夜は、夫婦2組で前田温泉に行き、気持ちよくて、ビールを飲み、日本酒を頂き、きみちゃんの手料理をつまみ、お土産に頂いた長野のお漬物だの、特産品を頂きつつ、まあ、気が付いたら、午前1時を過ぎておりましたわ。
翌朝は、パートナーさんの「ともちゃん」が神社好きとのことで、霧島東神社へ。もちろん、霧島神宮は前日に参拝し、神水峡も堪能していただいていたので、じゃあ、もうひとつ神社巡りをしてから、指宿へ移動。
ともちゃんの明るいこと。どこでも笑顔が絶えません。ユタカ君に輪をかけて真面目なTさんが目を細めておいでで、とても仲の良いご夫婦。ほっこりしながら、ゆったりと霧島東神社を巡ります。
そしたら、なんと、先月、きみちゃんが車を買った会社の女性専務さんにばったり。しかも、整体の上野先生ご推薦の環境問題の山田征先生とご一緒で、いやあ、なんという奇跡。しかも、その山田先生のご講演を「きりしま月の舟」でもやりましょう、と立ち話で盛り上がり、7月半ばに山田先生講演会ができそう。嬉しいなあ。
山田征先生は、80歳を過ぎておいでとのこと。ファンが多いですね。電気のない生活をしておいでだそうです。佇まいが、わたしの恩師・後藤祥子先生(元日本女子大学学長、源氏物語研究の第一人者)にそっくりで、駐車場で行き違ったときは、まさか、この方が山田征先生とは存じ上げず、素敵なご婦人だな、と思って、お互いに軽く会釈を交わしたのでした。
霧島東神社も久しぶりに行ってみると、いろいろと整備され、一段とパワーアップしている感じでした。やはり、霧島東神社の境内から下に観る御池は絶景。その御池もまた整備され、カフェができて、帰りは、ここでソフトクリームだのコーヒーだのを頂きました。
その後、きみちゃんは翌日の鹿児島県立短大の授業準備があるので、ユタカ君がT夫妻を指宿までご案内して、開聞ソーメン流し、開聞神社と巡ったそう。ユタカ君はその後、列車で帰ってきました。
翌日も鹿児島市内で待ち合わせしましょう、という予定でしたが、ともちゃんが知覧の特攻記念館を訪ねたいとのことで、じゃあ、夫婦水入らずでゆっくりと巡ったらいいね、と待ち合わせなしで、わたしたち夫婦もせっかくの快晴だし、じゃあ、今日は桜島から「たるみず道の駅」に出て、カンパチ丼を食べて帰ろう、ということで、久しぶりの桜島フェリー。
そしてお初の「かんぱち漬け丼」。わたしはカンパチだけではなく、大好きなイクラの入っている「ふもと丼」というメニューにして、大満足。美味しく食べている途中、スタッフの方が、「イルカがいま見えます」と食堂を言って回っておいでだったので、食べている途中にもかかわらず、目の前の錦江湾の方へ駆け寄り、イルカを確認。
いやあ、かわいかったなあ。錦江湾でイルカを見ると、何だか良いことがある気分。平日なのに、お客様もいっぱい。「たるみす道の駅」すごい人気です。
桜島を走っているとき、ユタカ君が有村溶岩台に行ったことがないというので、ふたりして溶岩のなかを散策していたら、ここでも熟年ご夫婦がいっぱいで、写真を撮影中。ユタカ君が「写真を撮りましょう」と言って、写真撮影をしてさしあげたご夫婦は、なんと高知県からで、クルーズ船で全国を廻っている途中とのこと。
午後4時出航で、それまでにレンタカーを借りて、桜島を巡っておいでとのこと。お昼ごはんの場所を聞かれたので、わたしたちは「たるみず道の駅」に行く、と言ったら、そのご夫婦もあとをついてこられました。
道の駅で「お土産は何がいいですかね」とその高知のご夫婦に聞かれたので、「かごしま黒豚」は美味しいですよ、とお教えしました。
食事を済ませて、外に出て、足湯のところで、ソフトクリームを舐めなめ。爽やかで、豪快で、桜島も垂水側から見ると、また違う風景で、なかなかよろしい。
さ、帰りましょ、と車に向かう途中、「マミーズカフェ」の看板が見えて、あ、ここ、よくテレビに出てるよね、と思って、訪ねてみました。
そしたら、超美人のママさんがおいでで、なんか小さな黄色いかぼちゃを買ったり、テイクアウトのコーヒーに焼き芋を買ったりして、話が弾みます。月の舟というカフェをやっていると言ったら、共通の友人がいたりして、まあ、また話が盛り上がります。そこにいらしたお客様も国分でカフェをしておいでとのことで、さらに盛り上がり。
笑いこけつつ、車に戻り、一路、霧島へ。途中、運転のユタカ君が眠くなったので、旧田中家別邸に立ち寄ったら、素敵な句碑を発見したりして、収穫あり。休憩するもんだね。田中家別邸のお庭、好きだなあ。
ということでまた霧島の我が家に向かっていたら、「あ、ここの道の途中に、伊地知鮮魚店があるよね」とのことで、久しぶりに伊地知鮮魚店へ。午後3時~5時は休憩時間のところを、午後2時45分に着いて、それでも快くお魚を売ってくださいました。
いやあ、新鮮な鯵、いわし、タカ海老。いつもの鹿児島中央駅前のお魚屋さんに寄らずに来たので、ここで爆買い。いやあ、お魚大好きだな。お魚屋さんに行くと、全部買い占めたくなるきみちゃん。さっきも「たるみず道の駅」で「かんぱち」を買ったばかりだったけど、ま、いいか。
その後、小谷豆腐店、Aコープに寄り、たくさんの仕込みをして、自宅到着。
楽しかったなあ。幸せだなあ。午前7時には出て、一限目の鹿児島県立短大で講義をして、桜島を走り、カンパチ丼を食べて、いろんな人に出会い、お天気の良い中を、ユタカ君とドライブできる幸せ。いっぱい買い物ができる幸せ。いろんなところに行ける幸せ。
自宅に帰り着いたら、少しお昼寝して、その後、ユタカ君は暗くなるまで庭仕事。きみちゃんは家仕事と仕込み準備。そうしているうちに、祐太君のお野菜が届きます。いやあ、今回はソラマメの量が凄い。祐太君、新鮮なお野菜をいつもありがとう。
ということで、今朝もばっちりと仕込みをして、準備万端。今日は快晴の割に、お客様もゆっくりで、こうしてブログや月の舟通信の巻頭言を書きあげることができました。
明日は、きみちゃんは鹿児島市内におでかけなので、明日のランチは、ユタカ君のワンオペだから、ランチの仕込みがしっかりとできて良かったな。
神様って、ほんと、お優しい。今日は、きみちゃん、疲れているみたいだから、お客さんには別のカフェに行って、と言っておいたよ、くらいの配慮をしてくださるのです(笑)。
よくできているなあ、と思います。人生、焦らなくていいよ。照る日もあれば、曇る日もある。土砂降りの日もあれば、大快晴の日もある。
環境がどんなであっても、自分の心が一定でリラックスできていれば、それはもう大きな豊かさの中にあるってこと。
昨日の県立短大の「しあわせトーク」でも、「大きな歓びと感謝のなかで過ごしなさい」ときみちゃんは学生さんたちに言ったばかり。大感謝、大歓喜、大幸福のなかにいること。
おかげさまで、きみちゃん、悩みもストレスもないのです。そして、いつも思います。人間関係の極意は、「対等」だということ。
どんな人にも、わたしは「きみちゃん」。親であろうと、娘、孫であろうと、どんな人とも一対一の関係。「家族」という一括りもないのです。
優先順位はありますよ。第一位、ユタカ君。ユタカ君と死ぬまで仲良く仕事することが、わたしの人生の最優先事項。次が娘たち。次が孫たち。次が会員さんたち。次が友人たち。次が見知らぬ人でも、袖振り合った皆様。
家族、県、国というような括りをつけたくないなあ。どんな人にも一対一で真剣勝負をしたいのがきみちゃん流。
そして、きみちゃんはよく「人たらし」と呼ばれる人なんですけど、その極意は、自分のお城に人を入れない、ってこと。どんな人とも一対一だけど、どんな人も、もちろん最愛のユタカ君でさえ入れない領域を自分のなかに持つ。
一対一でも刺されない距離を保つ、というのかな(笑)。ひとり時間を持つ、というのかな。わたしって、孤独が好き、というか、ひとりで過ごすのが実は大得意なんです。あまりつるみたくない。
60歳くらいまでは、他人様を自分のお城に入れすぎたり、自分も他人様のお城にずかずかと土足で入り込んだりしたけど、今は、人間関係の距離感の取り方が絶妙にうまい(笑)。
そこはね、やはり、自分も人も信頼する、ってことなんだよね。自分を深く信頼できたとき、人も信頼できるし、絶妙な距離感を保つことができる。特に、ユタカ君、娘たち、孫たちとは良い距離を保ててるなあ、と自画自賛しています。
他人の承認を得ようとか、孤独が怖い、とか、あまりないなあ。きみちゃんって、多様な側面を持っているので、ぜひ「きみちゃん」をあらゆる角度から楽しんでいただきたい(笑)。
たとえば、文学講座の先生としてのきみちゃん。それもいろいろだよね。源氏物語だけではなく、現代文学もできるし、コンサートの企画もできるしね。あと、カフェのママとしてのきみちゃんもなかなかです(笑)。おしゃべりは楽しいし、ランチは美味しいし、かわいくて、言うことなし。
ヒーラーとしてのきみちゃんも、やっぱり天才だね(笑)。神様が、わたしに言葉を降ろしてくださる。そして、わたしはそのお言葉を素直にお伝えする。エネルギーワークって、凄いよね。心理学も奥深いけど、宇宙のエネルギーって、凄いんだな、と、ヒーリングするたびに感動します。
他人様を癒すってことは、素晴らしい仕事ですし、やりがいがありますし、皆様、20世紀の垢を落として、21世紀の新しい生き方をしていきましょうね。きりしまの女神きみちゃんを信頼して、宇宙を信頼して、自分のエネルギーを信頼して、いつも癒され、リラックスした状態を創造しましょうね。
きみちゃんの女神ヒーリングを受けて、癒されていきましょうね。ゆっくりと時間を取って、月の舟へお越しくださいませ。要予約(090-3669-5354 みたけきみこ携帯)です。
てな感じて、自分の価値は自分で決める。それが、一番の自分への癒しです。と同時に、きみちゃん流人たらし術です。
明日は、ユタカ君のワンオペですが、きりしま月の舟オープン。ゆったりと過ごしにお越しくださいませ。月曜日、火曜日がお休みです。
楽しいわが人生。これからも、どんどん楽しんでいきますね。今日もブログを読んでいただきまして、ありがとうございます。魂から感謝しています。