愛をぶっこわせ・その10
2023.02.16更新
梅の花が満開になりました。梅の季節は、大学入試の季節。わたしにとっては、花粉症の季節。ついに花粉症が始まったみたい。今年は、花粉が多いらしい、とは聞いていましたが、2,3日前から、突然にくしゃみ、鼻水、目のかゆみがひどくなってきました。
明日、鹿児島市内に出るので、いつものかかりつけのお医者さまに寄って、薬を頂く予定。花粉症はなんだかんだ言っても、薬に頼らないと、つらいので。薬は全く飲まないきみちゃんですが、花粉症だけは別。
昨夜は、午後8時半から「愛をぶっこわせ」イベントのZOOM打ち合わせ会。ほぼ全員が参加しました。皆さん、お忙しいのに、本当にありがたい。一時間の予定が、結局2時間近くになって、大感謝。
細かい打ち合わせができました。さらに個別に打ち合わせをしていきます。明日は、午前中に耳鼻科に行き、お昼は源氏物語第一期生の皆様との会食。その後、ピアノとソプラノ、バレエの皆様との打ち合わせ。
仕事のできる皆様は、思考が細やかです。読みが深い。自分にできることとできないことの区別がはっきりしている。アイデアが次々と湧いてくる。そんな感じで、打ち合わせをしていて、とっても楽しい。
わたし自身も、源氏物語の読みをどんどん深くしていきますよ。ありがたいですねえ。仕事で燃えることができるって、ほんとうにありがたい。
思うに、わたしの最高の歓びは、「新しいことを知る」こと。だから、勉強が大好きなのです。読書が好き、YouTube動画を観るのも好き。テレビも好き。人間が大好き。
いつも月の舟の前を、霧島小学校の子どもたちが通学で通ります。できるだけ、子どもたちが通る時間には、窓側にいたりするようにしていますが、昨日は、つい夢中で資料の整理をしていたら、2年生のR君が窓ガラスを叩いて、「きみちゃん」と呼び掛けてくれました。
他の子たちも、「きみちゃん」と声をかけてくれます。とっても嬉しいです。先日は、一年生のY君が「きみちゃん」と声をかけてくれて、おもむろに質問しました。
「きみちゃんって、何歳?」
「65歳だよ」
「元気だね」
ですって。小学一年生に「元気だね」と言われるきみちゃんって(笑)。まあ、同年代の方よりはずっと元気ですけどね。
わたしの目標は、100年と一日生きること。100歳を超え、しかも元気でいるってこと。生涯現役でいるってこと。いろんなものも整理整頓しながら、毎日を楽しく元気に生きていきたいと思います。
歳をとる、というよりも、ずっと成長して、燃え尽きるように死んでいきたいですね。さすがに還暦を過ぎると、「死」を意識し、後継者は?とか、この家は?この土地は?とか考えますけど、まずは、自分ひとりの命を燃やし切ることから。
自分のわがままを押し通し、自分の好きなものだけに囲まれて生きていきます。やはり「ほんもの」に囲まれて生きていきたいです。
そういう意味で、「愛をぶっこわせ」イベントは、わたしの最大のわがままと好みを押し通した超贅沢な作品に仕上がっています。若い芸術家の皆様もまた、自分の冒険として、大いに楽しんでくださっているのが、とっても嬉しいです。
自分の人生を最高のものにする秘訣は、「いい人をやめる」ってことですね。
皆さま、みんな「いい人」すぎて、人間関係に悩んでおられます。別に「悪い人」になる必要はないけれど、自分の中のネガティブな感情に気が付くだけで大丈夫。あらあ、わたしって、そんなことを思ったりして、ひどい奴だなあ、と自覚し、それをただ手放すだけ。
極端な話、誰かに殺意を抱いたとして、「あちゃあ、そんなことを思ったりして」と気づいて、その感情を手放せば、大丈夫じゃないかな。
逆に、誰かを助けよう、とかも必要ない。人は人を助けられないし。あの光源氏でさえも、彼の愛した女性をきちんと救えてないし。
やはり、とことん「自分を生きる」しかないのです。わたしの場合、自分を生きるとは、「新しいことを学び、それを伝える」。
わたしが新しいことを学ぶことに意欲がなくなったときに、「伝える」という作業もおしまいになります。源氏物語は奥深いので、学んでも学んでもまだ新しい課題が出てくるし、鹿児島、霧島という土地、いえ、この地球という場もまた、飽きることなく「学び」に満ちていますから、あと30年はやること、学ぶことがいっぱいなはず。
「新しいことを学び」、そして「伝える」。とってもシンプルな人生です。「愛をぶっこわせ」イベントも、要は、リスクを超えて挑戦する気概が、その人を何倍にも輝かせる、ということを伝えたいがため。
「青海波」を舞う光源氏は、ただでさえ凄いオーラなのに、ただ一直線の挑戦的な藤壺への愛の表現は、さらに光源氏を輝かせるのです。
「いい人」をやめて、ほんとうの自分を生きましょう。
あなたは、いま、何をしたいですか?お金がほしい。そうですか。そうならば、お金がほしい、という気持ちを受け入れましょう。それは良いも悪いもないですからね。お金がほしい、と思う自分を否定しないこと。責めないこと。
またまたきみちゃんったら、ひと皮剝けましたね。これも学びに対して「素直」だから、できることだね。きみちゃん、すごいーーーい。素敵。かわいい。
65年を生きて、はじめて自分を凄い、と思えるようになりました。わたしって、日本女子大学成瀬仁蔵賞を受賞してるし。南日本新聞客員論説委員女性第一号だし。鹿児島大学医歯学部倫理委員だし。
何よりも、人間が大好きなきみちゃんが大好き。動物にはそれほど関心はないけれど、子どもから年配の方まで、すべての人に興味があり、愛おしいなあ、と思います。
子どもとも対等でありたいし、偉そうな人にへりくだることもないし、横のつながりを大事にしたいなあ。
「愛をぶっこわせ」って、つまり、自分を生きるってこと。常識じゃなく、他人への遠慮でもなく、自分の愛を信じること。自分への愛も信じること。
皆さま、「愛をぶっこわせ」イベントの協賛広告も絶賛募集中です。詳しくはお問合せくださいませ(090-7536-6672)
「愛をぶっこわせ」イベントのチケットも絶賛発売中。オンラインからも購入できます。月の舟ゴールドカードの登録もぜひよろしくお願いいたします。
2月19日(日)午前10時から11時半まで「きみこ源氏ひとり語り」の時間です。今回は、「紫の上・その2」。リアルとZOOMのハイブリッド講義です。アーカイブ視聴もできますよ。ぜひゴールドカードに登録されて、ゆったりと受講されてくださいね。
もっともっとたくさんの人を愛したい。たくさんの人に愛されたい。月の舟が、その愛の交差点でありますように、わたしたち夫婦は愛を尽くしていきます。
そして、娘たちと孫たちは、わたしのえこひいき対象。ピンポイントで愛しますよ。ユタカ君はさらに特別待遇。
ということで、外も暗くなってきました。さあ、お風呂に入って、晩酌の時間。今日も素敵な一日をありがとう。
ブログを読んでくださいまして、ありがとうございます。これからも、このブログで愛を循環していきますね。新しい学びを伝えていきますね。
「愛をぶっこわせ」シリーズは、今回で終わり。また、それぞれにテーマを設けて、書いていきます。お楽しみに。