愛をぶっこわせ・その5
2023.01.28更新
京都3日目。明日は、朝早い新幹線で東京へ移動し、3月19日の源氏物語イベントできみちゃんとトークをしてくださるゲイ・ローリーさんとランチ&打ち合わせ。この打ち合わせは長女も同席してくれて、明日は長女宅に宿泊。
娘っていいなあ。わたしの子育ては、とってもいい加減だったのに、ほんと、娘たちは3人とも素晴らしく、また孫たちはめちゃめちゃ可愛くて、いつも抱きしめていたいくらい。
ありがたいなあ。こんな幸せ。こんな歓び。
昨日も孫のれなちゃんが「おばあちゃんのほめことば」と言って、小さな付箋用紙に、小さな文字で、きみちゃんへの誉め言葉を10個書いてくれました。
- かみのけがきれい
- れなにマッサージをしてくれる
- りょうりがうまい
- ピアノをおしえてくれる
- カフェがにんき
- お金もち
- おべんきょうがいっぱいできる
- おそうじがうまい
- 人におしえるのがうまい
- かみさま
いやはや凄いです。⑥と⑨は、れなちゃんが「おばあちゃん、自分をほめるとこある?」と聞くので、答えたものですが、あとは、全部れなちゃんが、おばあちゃんのことをちゃんと理解して、書いてくれたものです。
特に、⑧は、わたしって、お掃除、あまり好きじゃない、と思っていたのですが、毎回、京都の家に来ると、あれこれ掃除をしたくなるし、今回は、れなちゃんの机まわりを整理してあげたので、れなちゃん、とっても歓んでくれましたからね。
ユタカ君にも書いてくれて、「おじいちゃん、かっこいい」とか「しんせつ」とか書いていました。「ねえ、おばあちゃん、やさしいとしんせつって、同じ、それともちがう?」と聞くので、「ちがうよ」と言うと、おじいちゃんには「やさしい」と「しんせつ」が別になっていました。
今日は、雪が止んだので、れなちゃんとユタカ君ときみちゃんの3人でお出かけ。娘は仕事、ルイ君はお友達とお出かけ。
で、漢字博物館に行きましたよ。いやあ、素晴らしい施設です。漢字クイズというのがあって、東大クイズ王の伊沢さんたちが作った漢字の問題を解くのですが、いやあ、難しかった。
ユタカ君は、万葉集を原文で読むクラスを教えているので、万葉仮名は得意なのですが、いやはや、国語の先生のわたしもなかなか答えられない問題があって、悔しい!
れなちゃんも小学一年生ながら、いろんな問題に挑戦し、クイズなどを愉しんでくれました。「めっちゃ、むず」と言いながら、「れなには、これ無理」と漢字クイズは放棄しましたが、漢字検定10級の問題を解いたら、漢字検定の本を頂いたり、と嬉しいことがいっぱい。
昨日、ユタカ君とデパ地下に行って、食材を買い求めたました。わたしたちはカフェもしているので、お魚を買うときは、一匹買いなのですが、なんと、今回、伊勢から直送というお魚で「こち」というのがありました。
南国ではそう見ないお魚で、珍しかったので、買い求めました。そのお刺身のめっちゃ美味しかったこと!ルイ君、れなちゃん、ユタカ君、わたしの4人で平らげました(娘は仕事で外食)。孫たちも美味しい、と言ってくれました。
いやあ、美味しかったなあ、と感激の「こち」でしたが、今日の漢字博物館で、その漢字が、魚篇に「伏」というものだ、ということがわかって、さらに感動。
ひととき、漢字を楽しんだあと、お蕎麦を食べて、れなちゃんとユタカ君ときみちゃんと手を繋いで、祇園を散策します。
漢字博物館は、八坂神社の前にあるので、祇園の繁華街を歩けるエリアです。いやあ、梅の専門店、和菓子のお店などがずらっと並んで、いろいろ買い込みました。れなちゃんは、みたらし団子大好きとのことで、立ち食いで、2本ペロッと食べましたよ。
今回の京都は、雪で寒くて、どこにも行く気がしませんでしたが、初日の26日には、錦市場をうろつきました。いやあ、素晴らしい。牡蠣の専門店、日本酒、漬物、お惣菜など、ほんといろんなお店がいっぱいで、楽しかったなあ。
ユタカ君とふたり、いろいろと楽しみました。その日の夜は、娘の采配で、祇園のおでん屋さんへ。これまた美味しく、楽しかったなあ。
今回、雪の京都で考えたこと。歓びに満ちていると、最高に幸せになる。いつも歓びに満ちていること。それが大事だなあ。
おかげさまで、きみちゃんには、不満、不安、悩み、そんなものがほぼないのです。人生が虚しい、とかも一切ないですね。だって、忙しいのですもの。
あっちの支払い、こっちの支払い、こっちの勉強、あっちの勉強、こっちに来て、あっちに行って、あれとこれをして、という感じで、毎日が充実しています。悩む暇がない。不安を持つ暇がない。
毎日を最期の日だと思って、生きる。それくらいの覚悟はできています。ちゃんと毎日、無事に過ごせますように、と祈り、無事に過ごせています。ありがたいですねえ。
人間、感謝を忘れてはいけません。感謝がとても大事です。
京都初日の夜、おでんを食べに行ったとき、帰りに、階段を降りていくのですが、れなちゃんが、「おばあちゃん、落っこちないでね。あ、でも、落っこちても、れなが支えてあげる」と大きく手を広げてくれるので、いやあ、支えてくれるのは嬉しいけど、わたしの体重でれなちゃん、骨折だわ(笑)、と思うと、気持ちがひきしまり、きちんと降りなきゃ、と思います。
先程、ユタカ君と話しました。長生きしたら、れなちゃんの子どもと会えるよね。ひ孫に会える、と思うと、俄然、やる気が出てきます。
亡き父も生きていたら、98歳。十分、元気にしていられる年齢です。さ、わたしたち夫婦も頑張ろう。ひ孫に会うまで。
わたしは、結婚至上主義でも、恋愛至上主義でもないけれど、孫はひたすら可愛い。この可愛さは、人生の最大の歓びだ、と言えるくらいです。仕事も楽しいですけどね。
孫だけ、仕事だけ、ではなくて、どっちの歓びもある、というのが良いですね。
さ、そろそろ、バレエのレッスンに行っているれなちゃん、お友達と遊んでいるルイ君がが帰ってきます。大きな愛で包みます。
ブログの読者の皆様も、孫と同じくらい、可愛いです。ありがたいです。大感謝です。いつもブログをお読みいただき、ありがとうございます。また、お会いしましょう。